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1991-01-29
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6KB
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236 lines
Ko-Window FONTED3.win version 1.10
1991 01/29 小笠原博之
SPS-NET: SPS0783 COR.
Ko-Window 上で走る多機能フォントエディタです。主に、USKCG.SYS や TC.X/IOCS.X
等の「*.FON」の文字データ編集を目的としています。今のところ16×16ドットのフォ
ントしか編集できません。
現在、TC.X/IOCS.X フォントウィンドウ「 TC_WIN.win v1.00 」が完成しています。
また外字ウィンドウ「 USK_WIN.win v1.01 (暫定版)」もありますので、これらと組
み合わせれば、各種フォントの制作を行なうことができます。
Ko-Window 2.07 に対応しています。
●使い方
fonted3 [-x<num>] [-y<num>]
起動時に指定できるスイッチは、表示位置を指定する2つだけです。起動後、編集ウィ
ンドウが開きます。
左クリックで点を打ち、右クリックで点を消します。他に以下の機能があります。
[All Clr ] 編集画面の消去です。画面の内容は、ClrUndo バッファに待避され
ます。
[Clr undo] 消去された編集画面を復活させます。クリックする度に、ClrUndo
バッファの内容と入れ替わります。
[Reverse ] 編集画面の内容を反転します。
[Roll←┐] 編集画面の内容を90度左回転させます。
[Roll┌→] 編集画面の内容を90度右回転させます。
[ ←→ ] 編集画面の内容を左右反転させます。
[ ↑↓ ] 編集画面の内容を上下反転させます。
[Sft <<] 編集画面の内容を左シフトします。
[Sft >>] 編集画面の内容を右シフトします。
[Sft ∨∨] 編集画面の内容を下へシフトします。
[Sft ∧∧] 編集画面の内容を上へシフトします。
[Area CLR] 指定した範囲をクリアします。
[Area REV] 指定した範囲を反転します。
[Area MOV] 指定した範囲を移動させます。
[Area CPY] 指定した範囲を複写します。
[Area←→] 指定した範囲を左右反転します。
[Area↑↓] 指定した範囲を上下反転します。
[ SEND ] 編集結果を他のウィンドウに送ります。
[ SAVE ] 単独でファイルにセーブします。
その他の場所でクリックすると、[ SEND ] と同じ働きをします。
●データ通信
他のウィンドウからパターンを持ってくることができます。
・ TC_WIN.win => FONTED3.win
TC_WIN.win は[解除]状態にしておきます。ウィンドウ内のフォントをマウスで左ク
リックし、マウスカーソルの形状が変化したら、ボタンを押したまま FONTED3.win ま
で運びます。FONTED3.win の上で左ボタンを離すと、フォントが送られます。FONTED3
.win の上ならどこに置いてもかまいません。
・ FONTED3.win => TC_WIN.win
FONTED3.win の [ SEND ] または、スイッチになっている以外の場所を左ボタンで押
して下さい。マウスカーソルの形状が変化しますので、そのまま TC_WIN.win まで運
びます。TC_WIN.win の好きな場所でボタンを離して下さい。その位置にフォントが置
かれます。
・ USK_WIN.win => FONTED3.win
USK_WIN.win 側は、[取消]状態にします。マウスの左クリックで好きなパターンをつ
かみ(マウスカーソルが変化する)、fonted3.win の上まで運ぶだけです。
・ FONTED3.win => USK_WIN.win
USK_WIN.win 側では、[移動]、[複写]、[合成]のどれかのモードにし、予め取り込む
場所を左クリックしてマークしておきます。FONTED3.win の[ SEND ]またはスイッチ
でない場所で左ボタンを押して、マウスカーソルを変化させます。そのまま USK_WIN
の上まで持っていくと、マークされた位置に取り込まれます。。
※ 直接 USK_WIN.win と TC_WIN.win の間で通信を行なうこともできます。
※ USK_WIN.win v1.01 は暫定版ですので、今後操作がかわる可能性もあります。そ
の場合は USK_WIN.win のドキュメントをご覧下さい。
● FONTED3.win 単独のファイル操作
FINDER.winを使ってファイル名を運ぶことで、ファイルから直接パターンを読み込む
ことができます。読み込めるファイルフォーマットは、下の2種類です。外字やTC
等の「*.FON」のデータは、他のウィンドウを利用します。
(1) PED.win でセーブしたファイル。(16×16ドット)
(2) GBACK.win のバイナリーフォーマットのファイル。(16×16ドット)
上の2つは自動判別します。(1)の場合は、2プレーンのうち1プレーン分しか読みま
せん。後は無視します。(2)は GBACK.win でも説明しましたが、IOCS でそのまま使う
ことのできる、単純なフォーマットです。ようするに先頭に2バイトずつ横サイズと
縦サイズが書き込まれていて、あとはベタ書きのバイナリーデータです。
編集結果は、このウィンドウ単独でも[ SAVE ]を使ってセーブすることができます。
[ SAVE ]をクリックすると、ポップアップメニューが表示されるので、セーブ形式
を選択し、ファイル名を入力して下さい。
(1) PED.win の include フォーマット
(2) PED.win の source フォーマット
(3) GBACK.win のバイナリーフォーマット
(4) 単純なベタ書き
上の(1)~(3)でセーブしたファイルは、FONTED3.win で読むことができます。(4)で
は、ヘッダも何も付かないデータだけをセーブします。
(1)~(2)でセーブすると、PED.win で読み込むことができます。また、GBACK.win で
は、(1)~(3)用いることができます。つまり、16×16に限定されますが、背景パター
ンの編集にも使えるということです。
入力したファイル名の拡張子ですが、(1)の場合は「.INC」、(2)の場合は「.C」に置
き替わります。(PED.win で読めるようにするため。)(3)~(4)では入力したファイ
ル名そのままでセーブされます。
●注意点
セーブやデータを他のウィンドウに送らずに、ウィンドウを閉じたり他のパターンを
持ってきたりすると、前のパターンは失われます。何の警告も出しません。ご注意下
さい。
●開発に使用したツール
GNUC 1.37.1 Mariko Version
AS.X ver1.01 (SHARP/Hudson)
HLK 1.06 (SALT)
GNUmake v3.56 (homy)
JSTEVIE X68K
ライブラリ
XC ver1.01 (SHARP/Hudson)
Ko-Window 2.07 (T.Kobayashi)
●最後に
転載、配布はフリーです。このプログラムは単独でもフォントの編集に使えますが、
TC_WIN.win や USK_WIN.win 等のウィンドウとセットで使うことを目的に作られてい
ます。
1991/1/29 現在の関連ツールの最新バージョンを記しておきます。
FONTED3.win version 1.10
TC_WIN.win version 1.00
USK_WIN.win version 1.01 (暫定版)
FONTED3.win v1.00 及び、USK_WIN.win v1.00 では、データ転送が正常に行なわれな
い場合があります。注意して下さい。
小笠原博之 ( COR. / y0001 )
SPS-NET: SPS0783 COR.
MOG-NET仙台: MOS0021 COR.