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/ Gekikoh Dennoh Club 2 / Gekikoh Dennoh Club Vol. 2 (Japan).7z / Gekikoh Dennoh Club Vol. 2 (Japan) (Track 01).bin / kowin / font / fonted31.lzh / fonted3.doc < prev    next >
Text File  |  1991-01-29  |  6KB  |  236 lines

  1.  
  2.         Ko-Window FONTED3.win  version 1.10
  3.  
  4.  
  5.                                1991 01/29 小笠原博之
  6.                             SPS-NET: SPS0783 COR.
  7.  
  8.  
  9. Ko-Window 上で走る多機能フォントエディタです。主に、USKCG.SYS や TC.X/IOCS.X
  10. 等の「*.FON」の文字データ編集を目的としています。今のところ16×16ドットのフォ
  11. ントしか編集できません。
  12.  
  13. 現在、TC.X/IOCS.X フォントウィンドウ「 TC_WIN.win  v1.00 」が完成しています。
  14. また外字ウィンドウ「 USK_WIN.win v1.01 (暫定版)」もありますので、これらと組
  15. み合わせれば、各種フォントの制作を行なうことができます。
  16.  
  17. Ko-Window 2.07 に対応しています。
  18.  
  19.  
  20.  
  21.  
  22.  
  23. ●使い方
  24.  
  25.     fonted3  [-x<num>] [-y<num>]
  26.  
  27. 起動時に指定できるスイッチは、表示位置を指定する2つだけです。起動後、編集ウィ
  28. ンドウが開きます。
  29.  
  30. 左クリックで点を打ち、右クリックで点を消します。他に以下の機能があります。
  31.  
  32.  
  33. [All Clr ]    編集画面の消去です。画面の内容は、ClrUndo バッファに待避され
  34.         ます。
  35.  
  36. [Clr undo]    消去された編集画面を復活させます。クリックする度に、ClrUndo
  37.         バッファの内容と入れ替わります。
  38.  
  39. [Reverse ]    編集画面の内容を反転します。
  40.  
  41. [Roll←┐]    編集画面の内容を90度左回転させます。
  42.  
  43. [Roll┌→]    編集画面の内容を90度右回転させます。
  44.  
  45. [  ←→     ]    編集画面の内容を左右反転させます。
  46.  
  47. [  ↑↓     ]    編集画面の内容を上下反転させます。
  48.  
  49. [Sft <<]    編集画面の内容を左シフトします。
  50.  
  51. [Sft >>]    編集画面の内容を右シフトします。
  52.  
  53. [Sft ∨∨]    編集画面の内容を下へシフトします。
  54.  
  55. [Sft ∧∧]    編集画面の内容を上へシフトします。
  56.  
  57. [Area CLR]    指定した範囲をクリアします。
  58.  
  59. [Area REV]    指定した範囲を反転します。
  60.  
  61. [Area MOV]    指定した範囲を移動させます。
  62.  
  63. [Area CPY]    指定した範囲を複写します。
  64.  
  65. [Area←→]    指定した範囲を左右反転します。
  66.  
  67. [Area↑↓]    指定した範囲を上下反転します。
  68.  
  69. [  SEND  ]    編集結果を他のウィンドウに送ります。
  70.  
  71. [  SAVE  ]    単独でファイルにセーブします。
  72.  
  73.  
  74. その他の場所でクリックすると、[ SEND ] と同じ働きをします。
  75.  
  76.  
  77.  
  78.  
  79.  
  80.  
  81. ●データ通信
  82.  
  83. 他のウィンドウからパターンを持ってくることができます。
  84.  
  85.  
  86.  
  87. ・ TC_WIN.win   =>   FONTED3.win
  88.  
  89. TC_WIN.win は[解除]状態にしておきます。ウィンドウ内のフォントをマウスで左ク
  90. リックし、マウスカーソルの形状が変化したら、ボタンを押したまま FONTED3.win ま
  91. で運びます。FONTED3.win の上で左ボタンを離すと、フォントが送られます。FONTED3
  92. .win の上ならどこに置いてもかまいません。
  93.  
  94.  
  95.  
  96. ・ FONTED3.win   =>   TC_WIN.win
  97.  
  98. FONTED3.win の [ SEND ] または、スイッチになっている以外の場所を左ボタンで押
  99. して下さい。マウスカーソルの形状が変化しますので、そのまま TC_WIN.win まで運
  100. びます。TC_WIN.win の好きな場所でボタンを離して下さい。その位置にフォントが置
  101. かれます。
  102.  
  103.  
  104.  
  105. ・ USK_WIN.win   =>   FONTED3.win
  106.  
  107. USK_WIN.win 側は、[取消]状態にします。マウスの左クリックで好きなパターンをつ
  108. かみ(マウスカーソルが変化する)、fonted3.win の上まで運ぶだけです。
  109.  
  110.  
  111.  
  112. ・ FONTED3.win   =>   USK_WIN.win
  113.  
  114. USK_WIN.win 側では、[移動]、[複写]、[合成]のどれかのモードにし、予め取り込む
  115. 場所を左クリックしてマークしておきます。FONTED3.win の[ SEND ]またはスイッチ
  116. でない場所で左ボタンを押して、マウスカーソルを変化させます。そのまま USK_WIN
  117. の上まで持っていくと、マークされた位置に取り込まれます。。
  118.  
  119.  
  120.  
  121. ※ 直接 USK_WIN.win と TC_WIN.win の間で通信を行なうこともできます。
  122.  
  123.  
  124. ※ USK_WIN.win v1.01 は暫定版ですので、今後操作がかわる可能性もあります。そ
  125. の場合は USK_WIN.win のドキュメントをご覧下さい。
  126.  
  127.  
  128.  
  129.  
  130.  
  131.  
  132.  
  133. ● FONTED3.win 単独のファイル操作
  134.  
  135. FINDER.winを使ってファイル名を運ぶことで、ファイルから直接パターンを読み込む
  136. ことができます。読み込めるファイルフォーマットは、下の2種類です。外字やTC
  137. 等の「*.FON」のデータは、他のウィンドウを利用します。
  138.  
  139.  
  140. (1) PED.win でセーブしたファイル。(16×16ドット)
  141.  
  142. (2) GBACK.win のバイナリーフォーマットのファイル。(16×16ドット)
  143.  
  144.  
  145. 上の2つは自動判別します。(1)の場合は、2プレーンのうち1プレーン分しか読みま
  146. せん。後は無視します。(2)は GBACK.win でも説明しましたが、IOCS でそのまま使う
  147. ことのできる、単純なフォーマットです。ようするに先頭に2バイトずつ横サイズと
  148. 縦サイズが書き込まれていて、あとはベタ書きのバイナリーデータです。
  149.  
  150.  
  151. 編集結果は、このウィンドウ単独でも[  SAVE  ]を使ってセーブすることができます。
  152. [  SAVE  ]をクリックすると、ポップアップメニューが表示されるので、セーブ形式
  153. を選択し、ファイル名を入力して下さい。
  154.  
  155.  
  156.  
  157. (1) PED.win の include フォーマット
  158.  
  159. (2) PED.win の source フォーマット
  160.  
  161. (3) GBACK.win のバイナリーフォーマット
  162.  
  163. (4) 単純なベタ書き
  164.  
  165.  
  166.  
  167. 上の(1)~(3)でセーブしたファイルは、FONTED3.win で読むことができます。(4)で
  168. は、ヘッダも何も付かないデータだけをセーブします。
  169.  
  170. (1)~(2)でセーブすると、PED.win で読み込むことができます。また、GBACK.win で
  171. は、(1)~(3)用いることができます。つまり、16×16に限定されますが、背景パター
  172. ンの編集にも使えるということです。
  173.  
  174. 入力したファイル名の拡張子ですが、(1)の場合は「.INC」、(2)の場合は「.C」に置
  175. き替わります。(PED.win で読めるようにするため。)(3)~(4)では入力したファイ
  176. ル名そのままでセーブされます。
  177.  
  178.  
  179.  
  180.  
  181.  
  182. ●注意点
  183.  
  184. セーブやデータを他のウィンドウに送らずに、ウィンドウを閉じたり他のパターンを
  185. 持ってきたりすると、前のパターンは失われます。何の警告も出しません。ご注意下
  186. さい。
  187.  
  188.  
  189.  
  190.  
  191.  
  192. ●開発に使用したツール
  193.  
  194.  
  195. GNUC 1.37.1  Mariko Version
  196. AS.X ver1.01 (SHARP/Hudson)
  197. HLK 1.06  (SALT)
  198. GNUmake v3.56  (homy)
  199. JSTEVIE X68K
  200.  
  201.  
  202. ライブラリ
  203.  
  204. XC ver1.01  (SHARP/Hudson)
  205. Ko-Window 2.07    (T.Kobayashi)
  206.  
  207.  
  208.  
  209.  
  210. ●最後に
  211.  
  212. 転載、配布はフリーです。このプログラムは単独でもフォントの編集に使えますが、
  213. TC_WIN.win や USK_WIN.win 等のウィンドウとセットで使うことを目的に作られてい
  214. ます。
  215.  
  216. 1991/1/29 現在の関連ツールの最新バージョンを記しておきます。
  217.  
  218.     FONTED3.win    version 1.10
  219.     TC_WIN.win    version 1.00
  220.     USK_WIN.win    version 1.01    (暫定版)
  221.  
  222. FONTED3.win v1.00 及び、USK_WIN.win v1.00 では、データ転送が正常に行なわれな
  223. い場合があります。注意して下さい。
  224.  
  225.  
  226.  
  227.  
  228. 小笠原博之 ( COR. / y0001 )
  229.  
  230. SPS-NET: SPS0783 COR.
  231. MOG-NET仙台: MOS0021 COR.
  232.  
  233.  
  234.  
  235.  
  236.